2018年7月2日(月) 【桂歌丸(81)】 落語家の桂歌丸さんが2日午前11時43分、慢性閉塞性肺疾患のため、横浜市内の病院で死去した。81歳だった。 歌丸さんは2016年5月に50年出演した「笑点」の司会を勇退。2015年6月には床ずれの手術・治療などで入院し一時退院したが、その後も体調不良で同14日に再入院。原因は36キロまでやせて体力が落ちていたことに加え「腸閉塞」を起こし、歩くこともままならない状態だった。この後も入退院を繰り返していた。関係者によると今年4月24日に入院、29日に重い肺炎となり、三遊亭円楽(68)、三遊亭小遊三(71)も駆けつけたが、30日以降奇跡的に回復した。体調によっては8月の国立演芸場への出演に強い意欲を見せていたという。4月19日の国立演芸場定席が最後の高座となった。 小学生のころから将来は落語家になると決め、中学3年だった1951年、知人を通じて5代目古今亭今輔に入門。兄弟子で、後の師匠である桂米丸の初名であった「古今亭今児」を名乗った。その後、4代目桂米丸門下となり、桂米坊となり、1964年に歌丸と改名した。 1966年5月にスタートした「笑点」は、日本テレビの前身番組「金曜夜席」の第1回から出演。4代目、故三遊亭小圓遊さんと、6代目三遊亭圓楽(楽太郎)との掛け合いは「笑点」の名物となった。2006年に5代目の故三遊亭圓楽さんの後を継いで「笑点」の第5代目司会者を務めていた。2016年5月には「笑点」司会を春風亭昇太(58)に譲り、番組を卒業「終身名誉司会」の称号を与えられた。 [コメントする] [コメント(3)][更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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