2018年7月17日(火) 【マサ斎藤(75)】 日米マットでトップレスラーとして活躍したプロレス界のレジェンド、マサ斎藤さんが14日に死去した。75歳だった。 2000年に発症したパーキンソン病で闘病中だった斎藤さんはリハビリに励んでいたが、容体が急変。14日午前1時5分に帰らぬ人となった。 齋藤倫子夫人は「来年、再び、カムバックのチャンスも出てきました。そのためにリハビリに意欲を燃やしていた矢先。容体急変。7月14日01時05分に永眠しました。穏やかながらも、新たなチャレンジへ向かうような、マサ斎藤らしい力強い旅立ちでした。現役時代ならびに闘病生活中にお世話になりました皆さまに方に対し、生前に賜りましたご厚意に感謝し謹んでご通知申し上げます」とコメントした。 斎藤さんは1942年8月7日生まれで東京・中野区出身。1964年の東京五輪レスリング日本代表として活躍し、1965年に日本プロレスに入門。1968年に海を渡り米国マットでも活躍し、1982年以降は長州力の維新軍、ジャパンプロレスに参加した。1984年には米国で同僚レスラーの乱闘事件に巻き込まれ有罪となり、1年半服役。出所後の1987年にはアントニオ猪木氏と巌流島で決闘した。 1990年にはAWA世界王座を獲得。1999年に現役を引退し、その後は佐々木健介率いる健介オフィスのアドバイザーなどを務めた。信条は「Go For Broke!」(当たって砕けろ)で、現役時代は180センチ、120キロの体を駆使して必殺の岩石弾や監獄固めで大型外国人選手と戦う姿がファンに人気だった。 2000年にパーキンソン病を発症。インタビューで2020年東京五輪の聖火ランナーになることを目標にリハビリに励んでいることを告白。昨年4月7日に大阪市立城東区民センターで開催されたプロレス興行でリングに立ち、同大会に出場した愛弟子のマサ北宮を激励した。これが公に姿を見せた最後となった。 [コメントする] [コメント(1)][更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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