訃報

2019年1月13日(日)
【市原悦子(82)】
市原悦子(82)

2時間ドラマ「家政婦は見た!」などで知られる演技派女優の市原悦子さんが12日午後1時31分に心不全のため都内の病院で亡くなった。82歳だった。

3年前に自己免疫性脊髄炎で入院するなど芸能活動をセーブしていた。昨年12月に盲腸となり、それが悪化して、正月2日から入院していた。平成最後の年に、多くの人に愛され、親しまれた女優がまた1人、この世を去った。

市原さんは2016年11月に自己免疫性脊髄炎のため都内の病院に入院。以降、入退院を繰り返し、芸能活動もセーブしながら闘病していた。昨年12月初めに体調不良を訴えて、検査を受けたところ、盲腸と診断された。その時に、うみが出るなどの症状があったが、投薬治療などで回復し、12月30日に退院し、いったん自宅に戻った。大みそか、正月は自宅で過ごしたが、5日の夜中に再び苦しみだし、別の病院に入院した。7日までは事務所社長とも会話もできたが、徐々に反応もなくなり、意識が混濁。12日昼すぎに親族、友人らにみとられて息を引き取った。

市原さんは、早大を経て、俳優座養成所に入所。同期には大山のぶ代、作家のジェームス三木氏、冨士真奈美がいた。1957年に俳優座に入団し、新人時代から度胸のいい演技で、舞台、ドラマ、映画で活躍。1971年に俳優座を退団した後は、昨年亡くなった常田富士男さんともに1975年から約20年にわたって声を担当したTBS系アニメ「まんが日本昔ばなし」、高視聴率を記録した2時間ドラマ「家政婦は見た!」(1983年〜2008年)など、演技派の女優として人気を得た。


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