忌日

2020年3月24日(火)
【■1932年 梶井基次郎】
■1932年 梶井基次郎

梶井基次郎・1901年2月17日生まれは、小説家である。

大阪市生まれ。1907年、小学校に入学、翌1月に急性腎臓炎を患うなど、病弱な幼少期を過ごす。

1909年1月、父の転勤に伴い東京へ、1911年に三重県に移り、1914年には約5年ぶりに大阪へ戻った。

1919年、中学校を卒業。エンジニアをめざし、第一に志望した大阪高等工業学校電気科は不合格となり、第三高等学校理科甲類に入学する。京都市にて下宿していたが、程なくして寄宿舎へ移る。同室には中谷孝雄、飯島正がいた。次第に学業への興味を失い、夏目漱石や谷崎潤一郎といった文学作品に傾倒していく。

1920年、肺結核にかかる。この頃から荒廃した生活を送り、5年がかりで高校を卒業する。

1924年に東京帝国大学文学部英文科に進学。翌年に同人誌『青空』を創刊し、「檸檬」を発表。

1932年3月24日肺結核のため死去。享年31。


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