2000年12月31日、世田谷区に住む経営コンサルティング会社社員、宮沢みきおさん(44)一家4人が惨殺されているのを、隣家に住むみきおさんの義母が発見した。4人は鋭利な刃物で執拗に切りつけられており、犯行時間は前日夜と判明。捜査本部は残された物証を手がかりに、物盗りと怨恨の両面から捜査を開始。犯人が右手に深い傷を負った可能性が高いことから、犯行発覚直後｢右手に怪我をした男｣に関心が集中。しかし該当者は絞り込めず、動機も特定されていない。
特殊な遺留品が現場から見つかったことで、外国人による犯行説も根強い。
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