成人なら、個人差が著しいが水すら飲まなければ1〜2週間、水だけ飲めば30〜40日で餓死する [苦痛] 4 [手間] 1 [見苦しさ] 3 [迷惑] 1 [インパクト] 2 [致死度] 1 食べ物を摂らない場合、人間の体はエネルギーを取得する方法を探すようにできている。グリコーゲンや脂肪に蓄えられた脂肪酸、さらには蛋白質の組織からブドウ糖を引き出す。 体や脳、神経組織は新陳代謝のためにブドウ糖が必要である。まず一日二日断食すると、筋肉からグルコースが生成されるようになる。さらに断食を続けると代謝が変わり、脂肪から脂肪酸をつくりそれがエネルギー源となる。筋肉や心臓、肝臓は脂肪酸を直接エネルギー源とすることができる。このことで筋肉の減少ペースが落ちる。しかし脳は脂肪酸を栄養とすることができないので、断食して三日ほどたつと肝臓において脂肪酸などを分解してケトン体が生成されるようになる。それによって脳やその他の臓器はグルコースではなくケトン体を主要なエネルギー源とするようになる。 脂肪や蛋白質を分解しつくせば死に至る。運動状態や外的状態にも大きく変化するが、適温状態で安静にして水分を適切に摂取した場合、餓死するには一ヶ月以上要する。ただし、水分、塩分の補給のない場合、筋肉が痙攣を起こし易く、心臓など循環系臓器にそれを起こした場合は、この限りではない。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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