2001年(平成13年)9月1日午前1時、新宿区歌舞伎町の雑居ビル｢明星56｣から激しい火の手が上がる。高熱と一酸化炭素が、避難経路の機能しないビル上部を襲い、44人が犠牲になる大惨事に発展。
捜査の結果、放火の疑いが濃厚で、実質的なビルオーナーは逮捕されたが、放火犯は特定されていない。犠牲者は3階のマージャンゲーム店｢一休｣と4階のキャバクラ｢スーパールーズ｣の従業員、客に集中。賭博行為が行われていた｢一休｣の顧客リストを中心に捜査が進められたが、実行犯は特定できず。その後、｢一休｣をめぐり、ある宗教団体代表との関与を指摘する報道がなされている。
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