チスは冬の企画商品として2つのマフラーを1つのファスナーで繋げて恋人同士をイメージした商品を会議で提案した。 「ウチのブランドが求めているのは見掛け倒しのデザインじゃない。 明日までにやり直せ!」」 ソンジュは怒鳴り気味に言い放した。 「問題点は何です!?」 「恋した事ある? 人を愛した事は?」 ソンジュはチスに強い口調で言い放すと会議室を出て行った。 チスは暖房の効かない深夜のオフィスで企画商品のコンセプトを考えながら眠ってしまい目を覚ますとソンジュのコートが掛けられていた。 そのコ−トを返しにソンジュのオフィスへ行くとソンジュはソファで寝ていた。 チスは眠るソンジュにコートを掛けて戻ろうとした時に足首を掴まれて夜食に誘われた。 2人はメリーゴーランドの前に座り宅配ピザを食べていた。 ソンジュはチスに聞いてみた。 「あの人のどこがいいの?」 チスが嬉しそうにチョルスの話をするのを見て急に嫉妬心が湧いたソンジュは思わずピザを喉に詰まらせてしまう。 オフィスに戻る途中にソンジュはチスをアイスリンクへ連れ行く。 ソンジュは子供時代にチョンソと浜辺で遊んだ様にチスを突き飛ばしてけしかける。 チスも負けじとソンジュに対抗して2人はふざけ合った。 そして、ソンジュはチョンソからプレゼントで貰った赤い帽子を被ってチスに見せた。 「どう?似合う? 昔、チョンソに貰った。 こういうプレゼント貰った事はある? 世界に1つだけ…。 そういう感じで考えたら?」 ソンジュは笑顔を見せながらチスに提案して先に1人リンクを後にした。 社長室に戻ったソンジュはソファーに横たわり赤いニット帽を目深に被ったまま涙を流していた。 チスは徹夜でソンジュの言った 「世の中に一つだけの物 この世にたった一つだけの物」 その言葉を参考にして、夜光色の糸を使って1つ1つ違った質感を出すマフラーを完成させて、翌日の企画会議でソンジュからの評価を得る事が出来た。 チスを会社から追い出そうと思っていたユリは宛が外れて苛立ちを募らせて行く。 一方、チョルスは壁画が完成したらチスから婚約指輪を貰う前に全ての真実を話そうと決意する。 そんなチョルスの作業場に弁当を持って来たチス。 「壁画が出来上って俺の話を聞いて、それでもいいと言うなら指輪を受け取る」 「他に好きな人でも出来たの?!」 チョルスをからかうチス。 「俺にはお前しかいない… 冗談でもそんな事は言うな」 楽しそうにふざけている2人の光景をモノレールからソンジュは切ない眼差しで見つめていた。 早く婚約を進めたる為にユリは指輪を見に行こうとソンジュを誘う。 乗り気でないソンジュは仕方なく一緒に見に行く。 ユリはチスに指輪を見せ付けようと商品用の糸を宝石店まで持って来るよう命じた。 チスは急いで毛糸を渡そうと持って行く。 「あら、せっかちね」 ユリは隣のソンジュに聞こえる様に不適に笑う。 宝石店に来たチスを見てソンジュはチョルスの婚約指輪を買うよう強引に勧めた。 チスは成り行きの勢いで指輪を買ってしまう。 一方、金に困っていたピルスはチョルスが描いた有名な画家の模写をチョルスに内緒で画廊に売って金を作り、思わぬ大金で売れたので御馳走を用意してチョルスと食べている所にチスが帰宅した。 チスは婚約指輪をピルスに見つけられながらも祝福して貰う。 翌日、ソンジュはチスとチョルスの2人が夜にギャラリーに出掛ける予定を話しているのを聞きつける。 社員の業務終業間際にソンジュの呼び掛けでブランド開発室全体の忘年会を兼ねた飲み会が決定した。 チスはチョルスに電話を掛けるがチョルスはギャラリーに入る際に携帯を切っていた。 ユリはミン会長に呼ばれて不本意ながら二次会には参加せずに店を出た。 クラブでの二次会は盛り上がりチスとソンジュはゲ−ムで組まされる事になった。 ゲ−ムはテーブルの上で回した瓶が止まった時に瓶口が向いてる所に座っている人は酒の一気飲み又はパートナーとディープキスをするというルールでチスが当たってしまう。 酒が飲めないチスに周囲はキスを要求して盛り上がる。 チスは戸惑いながら無理矢理に酒を飲もうとすると隣のソンジュがグラスを奪って2人分飲んだ。 次はソンジュが当たった。 再びソンジュが2人分飲むが今度は咳き込む。 ユリはミン会長のギャラリーへ行き会長から貴重な絵画の説明とソンジュと結婚した後のギャラリーの経営話を受けた。 チョルスはチスと待ち合わせが出来ず一人先にギャラリーへ行く。 チョルスは館内で自分の模写した作品が本物として飾られてるのを発見して呆然とした。 チョルスはユリたちが来た事に気付き反射的に身を隠すがユリはチョルスが居る事に気付く。 チョルスはギャラリーから出て来たユリに詰め寄り言い放す。 「展示されているアノ絵は外せ|」 チョルスが模写した事情など知らないユリはチョルスを突き放して車に乗り去って行った。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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