ユリは車でチョンソを引いてしまい助けを求めて実父ピルスの家を訪ねた。 ピルスはユリから事情を聞かされて1度は断るが泣いてすがるユリを犯罪者で刑務所送りにしてしまう事にためらった。 一方、テファは帰って来たユリに泣いてチョンソの行方と居場所を問い詰めるがユリは答えなかった。 早々にユリはバスル−ムで血に染まった洋服と手を洗っている所にやって来たミラに事実を打ち明ける。 「酔って車でチョンソを跳ねてしまったの…!」 ミラは驚き動揺するがユリが無免許でチョンソを跳ねた事は夫ハンには隠す事にした。 後日、『海辺の家』の砂浜ではソンジュが遥か遠くを見つめチョンソの遺影を胸に抱き佇み、父ハン教授は遺骨を海に散骨していた。 ピルスの家でチョンソは【愛の証】のペンダントを握りしめたまま奇跡的に意識を取り戻した。 しかしチョンソの記憶は完全に失われていた。 テファはチョンソが好きな余り父ピルスに持ち掛ける。 「盗んでも自分のものにしたい! だから3人で暮らそう!」 しかしピルスは困惑する。 ●チョンソが記憶を取り戻した時の事 ●親子3人が共犯になる事 ●将来があるユリの身を心配な事 それでもテファはチョンソへの思い断ち切れず直ぐに逃げようとピルスに迫った。 それから5年後… 記憶喪失のチョンソは『キム・ジス』と名前を変えて南大門市場で友人のチェヒと洋品販売店をしている明朗活発な女性になっていた。 テファは『チョルス』と名前を変えて絵を描き収入を得ながら2人は同棲していた。 ピルスはチョンソから小遣いを貰いギャンブル三昧の生活をしていた。 一方、ソンジュはグロ−バルグル−プの社長に就任してユリと共に経営留学していたアメリカから帰国した。 近く会社の創立記念日に2人は婚約発表する事になっている。 しかし、ソンジュは未だに死んだチョンソの事が忘れられず、まだ彼女の死を信じられずにいた。 帰国後、ソンジュはT人で『海辺の家』を訪れてチョンソと過ごした日々を思い出していた。 同じ頃、チスとチョルスは車を走らせて食事に向かう途中で『海辺の家』に興味を持って立ち寄る事にした。 チスは車から降りて『海辺の家』を眺めた時に一瞬、以前、この海岸に来た様な気持ちになっていた。 「まるで天国みたい…」 ソンジュはチョンソとの事を思い出しながらピアノを弾いていた。 ピアノの音色に弾き寄せられたチスは家の窓際を歩いて部屋の中の男を見つめるがソンジュだとは気付かなかった。 ソンジュも又、チョンソの存在に気付かずにいた。 チスとチョルスが帰るのと入れ替わりにチャン理事がソンジュを迎えに来る。 帰り道でチョルスの車をチャン理事が抜いた為にチョルスが追い掛け追突しかけた事で揉めてチャン理事と話をする。 しかし2人が話していろ間も車の中にいたソンジュは対向車の中にいるチスに気付く事なく去って行ってしまう。 その夜、ソンジュは母ミン会長の待つホテルに行きミラとユリと4人で会食をしながら創立記念パ−ティ−と経営方針について話を始める。 その席でソンジュは母ミンに対してキッパリ言い放した。 「グループ内でもT番業績の悪いセーフモールを任せて下さい。 それから専属モデルを変えるべきです。 全て一新するのにテ・ミラさんのイメージはもう古すぎる」 母ミンはソンジュの意向を承諾してユリもソンジュの機嫌を得る為に賛成した。 ソンジュに言われたミラは失笑するばかりで会食後にユリに忠告する。 「ソンジュをしっかり捕まえておきなさい!」 ソンジュは創立記念日にあたりグローバルランドの中にある遊園地を訪れてメリーゴーランドの前にチョンソに約束した【天国の壁画】を描く事を決める。 キュリアや学歴を問わずに一般公募で画家を募集して決定する事にした。 後日、ソンジュはチャン理事を筆頭に幹部陣を引き連れてセ−フモール内の店舗内の視察巡回をしていた。 一方、チョンソも直ぐ側で壁画公募のポスターを見ていた。 ソンジュがフッとした瞬間にチョンソに似た女性を発見する。 ソンジュは必死に追うが一足違いでチスはソンジュに気付かぬまま地下鉄に乗って行ってしまう。 その日の夜、ソンジュはT人スケートリンクで再びチョンソに会えるのを願うかの様にブーメランを投げて呟いた。 「愛は返って来るんだ…!」 ソンジュは翌日、創立記念パーティ−とユリとの婚約式を控えつつも壁画募集でチョルスの描いたチョンソに良く似たチスの似顔絵を見ながら昨日、見掛けたチスの事が頭から離れずにいた。 チスがチョルスに内緒で応募した壁画を描く画家にチョルスが選ばれた。 チスは大慶びするがチョルスは嫌がる。 そんな嫌がるチョルスにチスは告げた。 「壁画が完成したら婚約してあげる!」 チョルスは愛するチスの為に壁画を描く事を引き受けた…。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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